『ブラッディ・マンデイ2』観てます。

 

今日も一挙放送。

予約録画&リアルタイム視聴なう。

 

でも

昨日より格段に気が重いのは

何故だろう。

 

 

内容が更に暗くなっているから?

 

のっけから罪もないあおいが死んじゃうとか

残酷過ぎて絶句。

誰も彼も狂気が増し、益々訳分からん展開だし。

全体が救いようがない感で覆われている。

 

 

それにしても

シーズン1と2.あまりに受ける印象が違う。

どうして?

 

 

 

 

悶々としながら、2話目に突入して

やっと思い当たった。

 

シーズン2は

亡くなった直後の動揺の中で観たからだ。

 

混乱と憂鬱と切なさと虚無。

春馬くんを失った巨大な喪失感を抱えながら

死と隣り合わせのこのドラマを

半ば呆然としながら観たんだった。

 

ちなみに、藤丸じゃないけど

登場人物がロープで自殺を試みるシーンがあって

息を呑んだのも覚えている。

 

つまりは

トラウマの重さが加わって、ということか。

 

 

ここには

春馬くんばかりじゃなく

芦名星さんも藤木孝さんも映っている。

次々…ということで

“呪われた”のレッテルを貼る人も出てきた。

11年も前のこの作品、因果はともかく

暗い影が更に濃くなったのは確かだ。

 

 

 

観る前、シーズン2は

「前作が好評につき」の“続編”であって

さらに快調に飛ばしていく、と思っていた。

でも視聴率は1より低く、ずっと一桁だったよう。

 

初回も最終回も、最低ポイントを記録した回も

監督は例の『カネ恋』の人。

 

当時の春馬くんの発言:

「俺の心がブラッディ、みたいな」は

彼に低迷の苛立ちのはけ口にされて

主役として針のむしろの日々だったから

とすれば、辻褄が合う。

 

あの「役者やめて農業やろうとしたことが」は

『サムライハイスクール』と『ブラマン2』が重なった

この時期だった。

子役から順調に右肩上がりにキャリアを積んできての壁。

10代の多感な年頃、プロとしての自信を失うほどに

さぞ心の傷は深かっただろうと思う。

 

 

 

 

でもね。

そもそもの話

こんな観ていて辛くなる展開なら

どんな名優が好演しても

視聴率は上がらなかったよ。

 

 

10代の春馬くんが

独り責を負わされたのだとしたら

理不尽過ぎる。

 

〇ソドラマは

どこまでいっても〇ソドラマ。

 

 

だから

「3話目まで撮り終えている状況で…」

って聞いた時、正直『カネ恋』がまた

とんでもない〇ソドラマ

なのかと思った。

 

あまりにつまらなくて

その役を演じるのが辛くて

でも引き受けた以上

とにかくやらなきゃいけなくて

 

人気ドラマの続く時間帯だから

自分もそこそこの結果を出さなきゃ!

と思いつめて

でも、いかにも無理っぽいと感じて

このまま先に進むのが怖くて

 

生真面目な春馬くんだから

絶対過去のトラウマは残っていただろうし

真剣に己と向き合って葛藤続けて

闘って闘って…

 

そして、

身も心も、突然限界超えちゃったのかと。

 

 

 

 

 

でも、『カネ恋 』は

第1話を観る限り、そこまで酷くはなかった。

ちゃんと「おもしろい」と感じた。

 

ドラマの仕立て、悪くない。

主役の茉優ちゃん上手い。

ほかのキャストさんも良い味出してる。

 

ホッとした。

少なくとも”〇ソ”ではない(多分)

 

痛々しいほど痩せているけれど

頑張って演技している春馬くんの姿を

避けずにリアタイできる。

嬉しい。

 

今後の展開は分からないけれど

とりあえず観る。観られる。

 

今夜の『カネ恋』はそんな感じ。

 

 

 

 

 

一方、この『ブラマン2』は

私には”娯楽”の範疇を超えていて

全話録りはしたものの

しばらくお蔵入りとなりそうだ。